お祝いの茶事のご報告♪

３月最後の日曜日、約半年ぶりのお茶会が開催されました。
前回のお茶会は、協和の能楽堂での開催でしたから、Diju で行うのはなんと８ヶ月ぶり！

ご参加者は、この日を首を長～くして待っていてくださった常連の皆さんでした。

今回何より嬉しかったのは、長い期間の治療を終えて１年半ぶりにご参加くださったA さんのお顔が揃ったことでした！

カフェに入るなり、あゆみさんと私からは「お帰りなさーい」の言葉が飛び出しハグ！ハグ！
事情を知らなかった他の皆さんは、彼女の口から話された闘病生活に驚かれながらも、復帰に拍手をくださり、会は幸せな雰囲気と共にスタートしました♪

折しもこの日は復活祭の日でもあり、「何事にも動じなくなり、もう年だからとか、出来ないは言わないで、今やれることをやろう」という闘病から学んだ彼女の言葉は、とても心に残りました。



先ずは「好事成双」こうじせいそうという工芸茶から。良いことは重なる、セットで訪れるという意味の、緑茶に千日紅とキンセンカのお花が包み込まれたお茶です。お湯を注ぐとジワジワと花が開いていきます！

こちらには、Diju 特製チョコケーキを。五城目町特産の木苺ジャムと、店主実家で採れた無農薬ミカンの皮のピールを添えてお出ししました。




次は「黄金桂」おうごんけいという中国の青茶。キンモクセイのような華やかな香りで、別名透天香。天に届くほど素晴らしい香りという意味。香りと味を堪能した皆さんからは「20代前半の若さを感じる香り！」という表現が飛び出しました！



この日のあゆみさんからのお菓子は、ローズマリー＆ほんのりチェターチーズクラッカー、ココナツボールクッキー、そして小さな桜の花びらがちょこっと乗っかった金沢のお菓子屋さんのきんつばが振る舞われました！



このクラッカーにはニコちゃんマークがついていて、その１枚にハートマークを見つけてしまった店主でした！

久しぶりの和やかなお茶会は、大いに盛り上がり、台湾ウーロン茶「四季春」、中国紅茶「ライチ紅茶」、パワー溢れる岩茶「小紅袍」しょうこうほうと続きました！
この岩茶は2011年度産で、もうお茶というよりお薬の域に入りそうなくらいで、飲んでいるうちにお腹の中からポカポカ温まりました！




最後には、A さんよりこんな可愛い豆のストラップがプレゼントされました。グリーンコーディネーターの小野田さんが１つずつ手描きして作られた物です。
豆には邪気を払い幸運を呼び込む力があり、未知の遺伝子が入っているので強いエネルギーがあるのだそうですよ！

これを戴いた皆さん、本当に喜んでカフェを後にされて行きました。

皆さんの笑顔を拝見出来たことが、何より嬉しい店主でした！

さて、カフェ再開についてですが、ようやく目処がたち始め、５月の連休辺りに再スタートを予定しております。

内装やお店の営業の内容等、変更しての再開となりますので詳しいことは追ってblogにてお知らせをさせて頂きます。

もう少しお待ちいただけますようお願い申し上げますm(__)m

またお客様とお目にかかれることを楽しみに準備致しておりますね。

Diju  ママ　祐子